iConnectMIDIシリーズでiPadアプリを駆使する
ガジェット馬鹿の例に漏れず
アタクシiPadは初代を発売日に3時間並んで買って以来、
miniだとか3rdだとか何枚も持っていました。
現在はAirになる直前の4thモデルを中古で購入して使ってます。
iPadの音楽アプリは凄く面白い製品が沢山あって、
PCソフトに比べれば安い事もあってかアレコレ色々ダウンロードしちゃいますよね。
問題はどれ買ってもすぐ飽きてしまう事なんですが。
なんですぐ飽きるのか理由は様々でしょうが大きな要因として挙げられるのが
「アウトプットにまつわる機能が貧弱」って事じゃないでしょうか。
せっかく面白いリズムやフレーズを組んでも、
それを自分の製作に反映させづらいのが勿体無い。
話変わって今度はオーディオインターフェイス。
これも数千円から数十万円まで機能も性能もピンキリな上に、
ホストになるパソコンとの相性問題も絡んでカオスな市場になってます。
2ちゃんねるのオーディオインターフェイス板なんて
DTM関連でトップクラスの荒れっぷりだしね。
オーディオインターフェイスの選び方って、
通常だとINPUTとOUTPUTの数だとかアナログからデジタルに変換する際の音質だとか、
そのぐらいしか競い合うポイントが無かったように思えます。
しっかーし!
そんな2つのジレンマを一気に解決する頼もしい製品がありました!
発売されたのはだいぶ前らしいけど。
iConnectivity iConnectMIDI2+(とMIDI4+)。
http://www.minet.jp/brand/iconnectivity/iconnectmidi2/
http://www.minet.jp/brand/iconnectivity/iconnectmidi4/
ナニがすげぇかって、
「PC、Mac、iOSどれでも2つのホストを同時に利用できるMIDIインターフェイス」
「iOSの音声をUSB経由でPCやMACに送れる」
技術的な事はよくわからんけど、この発想は他メーカーには無かったものでしょ。
具体的な使用例を挙げると、
・iOSのアプリとDAWとで同期演奏
・iOSのシンセアプリをDAWのソフトシンセとして使う
・消費電力の問題でiOSに対応してないMIDIキーボード等も利用できる。
・MIDIキーボードやコントローラーをiOSとDAWで一括して管理する。
・ハードシンセ同士を同期させるMIDIパッチベイとして使う。
とまぁ、DAW、ハードシンセ、iOSが混在した
現代の制作環境にピッタリはまったコンセプトの製品ですよね。
普通は一つのインターフェイスには一つのホストPCしか認識させられないんですが、
これが二つになったってだけでアレコレ可能性が拡がります。
これならiPadの音楽アプリも玩具で終わらせずにガンガン使えるし、
前の記事にあるような「OCTAにMIDIコン使う」のも楽チン。
脱PCライブ環境を作りたい人にもうってつけ。
惜しいのはあくまでもMIDIインターフェイスなので、
iOSの音声をアナログで出力するにはDAWが必要な事。
いやぁ惜しい実に惜しい。。。。
と思いきや、
出ました。
iConnectivity iConnectAUDIO4+
http://www.minet.jp/brand/iconnectivity/iconnectaudio4/
MIDI端子をIN/OUT一つずつに減らして4in4outのAUDIO端子を付けた物のよう。
値段もMIDI2+が12000前後、MIDI4+が25000前後、AUDIO4+は40000弱と良心的。
アルミの筐体もしっかりしていて1ランク上の製品のような質感です。
パッチベイ用途にMIDI4+買ったけどコレも欲しい激しく欲しい。
持ち歩き用にMIDI2+もあったらいいよねー、なんてウッカリ妄想してしまいます。
iPhoneやiPadの音楽アプリを使うならホントお勧め。
玩具が玩具でなくなります。