ツイッタランド電子音楽垢のアレな実態

あらゆるSNSの中でも特定の趣味に特化したアカウントが多いTwitter。
自分も今はTwitterメインでワイのワイのと騒いでいます。
他SNSに比べ笑いを取る事が大事な価値観だったり、自虐ネタが大好きだったりと、
発祥のアメリカより盛り上がってしまっているのが面白い所ですが、
その中でも僕らの音楽、特にDTM関連に特化したアカウントにスポットを当てて観察してみましょう。

○Twitterアマチュア電子音楽垢に共通した生態

老若男女問わず人格障害6割発達障害7割ヤバそな奴だいたい友達、
「おすすめユーザー」は大抵メンヘラだと思いましょう。
幼少の頃から持て余す自己顕示欲を音楽で消化する癖があるので、
捌け口の無いタダのメンヘラよりは幾らかマシですが
音楽活動が上手くいってない時期はタチが悪いので触る時は要注意です。
貧富の差はかなり広く金持ちもエリートも半グレも落ちこぼれも混ぜこぜではあるけど、
9割方は浪費家なので実社会でのアドバンテージは貧弱です。

○観察厨が測るべきバロメーター

色々と残念な人達がはびこるツイッタランドは、
自分自身が音楽活動をしなくても面白いアカウントを眺めているだけで面白いものですが、
観察するコツは「どんな肩書きを自称しているか」「自己顕示欲と実績のバランスが不安定か」
の二つでしょうね。肩書きによって当該ジャンルの価値観がコロコロ変わりますし、
自己顕示欲が溢れすぎて痛いアカウントは傍から観ていて面白いものです(ゲス顔)。
しかし実際に会うのは「自己顕示欲<実績」な人に留めましょう。
名乗り方と投稿ペースによって人脈をフィルタリングするのもツイッタランドの賢い渡り方です。

○俯瞰で見える「マウンティングカーニバル」

幾ら取り繕っても人間は動物の一種ですしコミュニケーションの原理はマウンティングにあります。
Twitter趣味垢コミュニティは「かけた金額」「かけた時間」から「そもそもの成果物の質」に至るまで
ありとあらゆるマウント合戦が繰り広げられている動物園なのです。
マウント方法には品のあるもの無いもの、周囲を笑わせるものから怒りを買うものまで様々ですが、
そのジャンルの文化や価値観に沿った手法でのフェアなマウントでなら称賛を得られ、
そうでないものは品がない、卑怯だとして排除されます。
こうして繰り広げられる血みどろの争いの中で生き抜く術を皆さんに伝授しようではありませんか。

孫氏曰く「敵を知り己を知れば百戦危うからず」で御座います。

粘着してきた輩にどう対処するかは自分と相手がどういう文化で育ってきたか、
またどういう価値観で音楽と向き合っているのかを認識できれば、
相手の劣等感をエグる一撃を放つ事が出来るのです。

○スキルを獲得してクラスチェンジするんだ!


そのマウント合戦を勝ち抜く為に(あれ?)日々切磋琢磨している音楽垢(いや素直に音楽やれよ)、
アマチュアとは言え長年活動を続けていると音楽界隈でもそこ以外でも役に立つスキルを得られます。
現状のジョブを認識した上で得るべきスキルを獲得するとより強力な肩書きを得られるようになり、
ツイッタランドでは更に威張れるようになります。
あ、もちろんTwitterの外では何も変わりありませんよ?

○「DTMer」ってダサくね?w

DAWなどを使って音楽を作る趣味の人の総称、という解釈で良いと思います。
僕らのハードウェア電子楽器も一応はデスクトップですし。
「でぃーてぃーえまー」と読むんですか?
音にコダワリが強い人達を名乗る肩書がすげぇダサい音感なのがこの分野の残念なところですね!
だけどもしかするとダサいダサいと騒ぐのは僕らの世代だけで、
地下アイドル崩れの微妙な美人(32歳年下彼氏と同棲中)
「でぃーてぃーえまー(ハァト)」と名乗っていれば案外イケるのかもしれません。
出来れば胸の谷間を若干露出させながら名乗って下さい。
香ばしさが倍増します。

○トラックメイカー

このブログでは当たり前に使ってますが他分野の皆さんにはピンと来ない呼び方なようです。
ちゃんと説明すると「クラブミュージックに特化したDTMer」ってとこでしょうか。
テクノ、ハウス、ヒップホップなどなど反復するミニマルなリズムが特徴です。
DJ上がりが多くAbletonLIVEが7割以上、生楽器の経験が無い人もかなり多いです。
ポップスでよくある「AメロBメロからサビで~」といった構成を完全に無視、
コード進行のある曲はダサいという風潮が強い為に他分野の音楽垢と音楽談義をする事が苦手です。
そのコンプの反動って訳ではないけどミックスダウン~マスタリングまでこなす人が多く、
神経質なほど耳が肥えているのでクリエイター活動を卒業した後には
何故かピュアオーディオオタクになってしまうケースもあります。
クラブカルチャーを通ってきたのでDQN的な風貌を持つ輩ばかりですが、
基本メンタリティはオタクなので案外アニメ美少女も好きだったりします。
ただしヒップホップやレゲエなどのB系トラックメイカーはヤンキー気質が強く、
ツイッタランドのレスバで勝てたとしてもリアルで物理攻撃をしてくる場合があるので要注意。

・クラスチェンジ例
スキル「DJプレイ」で現場で通用する音作り
スキル「プロデュース」でレーベルオーナー

・エンカウント対策
(B系)アイテム「かみのくさ」で仲間に引き込める
(四つ打ち系)アイテム「あかいかみ」で仲間に引き込める

○ミックス師

ニコ生文化以降に増えてきた肩書ですね。
上のクラブ系トラックメイカーとはすこぶる仲が悪いようです。
ボーカロイドやアニメソング、テクノポップなどを好んで聴いている模様。
シンガー志望の「歌い手」をクライアントとして、
ミックスダウンやマスタリングを請け負うアマチュアエンジニア、という解釈をしています。
成果物はニコニコ動画の「歌ってみた」を中心とした動画配信サービスでの展開となるので、
「自宅で音楽を楽しむネットユーザー」を対象に絞り込んだ価値観を持っています。
情報収集からアウトプット、もちろん交流に至るまでネットの中で完結しているので、
ネット内での生存欲求も防御本能も他分野垢より強そうです。
だいたいその「歌い手さん」との話の行き違いで炎上慣れしている事が多い事から、
ツイッタランド内での攻撃力は非常に強くレスバとなれば百戦百勝、あんまり敵にはしたくありません。

自分の観測範囲に現れた数人の自己顕示欲の強すぎるイキり垢は
憧れの機材ブランドの魅力を延々と語っているのや(そこは買えよ)、
本職エンジニア相手にマウントを試みる奴など香ばしい一面もありました。

・クラスチェンジ例
スキル「動画編集」で歌ってみたプロデューサーに

○オンラインDJ

これもニコ生文化以前と以降で価値観の変わったケースだと見ています。
2000年前後の現場至上主義が当たり前だった時代は「お宅DJ」という蔑称で呼ばれていました。
ボクもmixiで「セカンドライフDJ」と名乗るイキったオタクと大喧嘩した思い出があります。
そういう訳で個人的恨みがあるのはご了承下さい。
イキがってなければ何とも思ってません。
その時の彼らの言い分としては、
「これからはPCDJの時代!セカンドライフこそ俺達のフィールド!」
「ガラの悪いクラブに巣食うレコードDJなんて時代遅れプギャー!」
なんて僕らのmixiコミュニティに乱入してきた記憶があります。
まぁそのセカンドライフとやらがどうなったかは語るまでもありませんよね。
たぶん「毎日チーズ牛丼をかきこみ七色に光るパソコンが大好きな人種」だと思います。
あとラブライブとか好きそう

2020年のコロナウイルスによるライブハウス・パッシングによってネット配信が注目を浴びていますが、
そんな中でネット古参兵としてミックス師と共に新規参入者を叩きまくっている投稿をチラホラ見ます。
特にクラブカルチャー出身者を蛇蝎のごとく恨んでいるようでw、こういう輩に絡まれた時は、
彼らが密かにコンプを持っている「現場の空気(キリッ)」をチラつかせて追い払って下さい。

・クラスチェンジ例
スキル「現場」でネット/リアル両刀使い
スキル「DTM」でミックス師→プロデューサーへ

・エンカウント対策
「チーズ牛丼好きそう」
「一日5回オナニーしてそう」
「デュフフって笑いそう」
などとモテないオタクのステレオタイプ像を強引に当て嵌めるジャブを連打し、
一瞬でも怯んだ隙が見えたら全力で逃げる!

○歌い手さん

ニコ生音楽の花形とも言えるアマチュアシンガー。だいたい10代〜20代半ばの女の子。
カラオケに毛が生えた程度の努力で、
数百〜数万ユーザーから称賛を得られる自己顕示欲消化エコシステム
もちろんココから将来の大物シンガーが生まれる訳だから決して馬鹿にはできない。
上記のミックス師と組んで制作に望むため如何に腕の良いミックス師を捕まえられるかがキモ。
とはいえ若いので金なんぞある訳もなく世間知らずな面から
ミックスダウンの苦労を顧みない言動で問題を起こす事もしばしば。
まぁ可愛いから許してやれよ。可愛いはジャスティス。

・クラスチェンジ例
スキル「パパからパソコン」でDTM女子に
スキル「振り付け」で地下アイドルに
イベント「自称プロデューサーに喰われる」で芸の肥やしに
ちなみにレベリングを放棄したまま歳を取ると突然DJを名乗るようにもなる。DJって。。。

○DTM女子


普通のOLから地下アイドル崩れまで出自は幅広くネットに素顔を晒せる程には容姿に自信があります。
もっともどの分野でも○○女子と自称するのは「アタシ地雷」と顔に描いてあるようなものなんですが、
圧倒的に冴えない男の多いDTM界隈においては「チンコが無い」というだけで強力なアドバンテージです。
30代でも40代でもチンコが無ければ女子と認められるので婚活市場における穴場でもあり、
実際のところ冴えない風貌でも社会的地位が高かったりする独身男も珍しくはないので、
そこを突いてくる彼女達の行動は有能なマーケティング戦略とも言えなくはないでしょう。
少なくともゴルフ女子なんぞよりは賢い戦い方だと思うのでそこは評価すべき。
音楽機材の値段よりも男の靴の値段に詳しかったりする狡猾さを持ち合わせていますが、
そもそも音楽垢は総じて浪費家な事を失念しているのでご成婚の後も苦労することでしょう。

・クラスチェンジ例
スキル「顔出しと喋り」でYouTuberへ
スキル「おっぱいUP」で別の意味でプロに
スキル「専業主婦」で楽曲大量生産

・エンカウント対策
装備しているDAWが同じものなら間合いを縮められる。
呪文攻撃は「舶来もののスピーカー」「オーディオI/F」などハード系はあまり効かず、
「ファブフィルター」「ブレインワークス」「スレートデジタル」などなど
ニッチなプラグイン系で攻めるのが費用対効果でもお勧め。

○自称プロ


ネットの普及した今でこそ垣根が曖昧になりましたが、
それ以前の時代ではプロとアマチュアの差は歴然としたもので、
80年代のバンドブームの時などはプロを目指さないミュージシャンに
人権は無いと言われるほどだったそうですよ。

それはさておき皆が皆チョイチョイと小遣い程度の額なら稼げるような今の時代でも、
プロの肩書に異常に執着する時代遅れな奴もいます。
執着した上でちゃんと努力して食えるレベルのプロになってくれれば良いんですけどね、
クラブでDJして電車代貰える程度や、
歌い手相手に一曲1000円のミックスダウンをしている程度の輩まで
プロを名乗るのが滑稽で仕方ありません。
まぁ自分はアマチュアの立場として他人事だから笑えるんだけど
ホントに食ってるプロのアカウントからしたら迷惑で仕方ないですよね。

・メンヘラ度:触るな危険
・エンカウント対策:戦っても経験値を得られないので逃げるのが得策

・クラスチェンジ例
スキル「素直さ」で穏やかな人生

○プロデューサー


トラックメイカーが成り上がってレーベル運営をしてみたり、
ミックス師が成り上がってトータルで動画制作に携わるようになると、
どちらも「プロデューサー」という肩書を持ちたがるようになります。
もちろんアマチュアの話ですよ?
プロデューサーの定義とは?なんてツッコミは御無用
アマチュアとは言えある種の権力を持ち合わせるので、
女性DJや歌い手の女の子に対しては結構「効く」肩書でして、
相応のリーダーシップもあり手っ取り早くモテるには最短の近道です。
DJ上がりのオーガナイザー、生楽器界隈のイベンター、そしてこの自称プロデューサー。
ツイッタランド音楽垢の中では【三大チンコ脳】だと認識して間違いありません。

となると、現在ジャンルにこだわらずにモテたいと思う下半身優勢型DTMerは、
ミックス師を経てプロデュースを行えるようになるのが優勝への約束された道だと思います。

・クラスチェンジ例
アマチュア音楽垢では最上位のドヤれるジョブ。
別分野に参入しても「つよくてニューゲーム」が可能。

スキル「心理学」でメンヘラとヤリ放題
※割とセックスし放題だけど気づかないうちにMPを激減させられるので、
女性不信に陥ったり一生おムコに行けなかったりするので相応の覚悟を。
誰とは言いませんがね。

○機材廃人

なんだかんだ言っても音楽制作の意志がある垢を「生者」とするなら、
ここ以降は制作に未練を残しつつも既に興味が他へ向いている「亡者」が巣食う黄泉の国の住人。
その境目を見極めるポインツは「友達の作った曲をちゃんと聴いてるか」ですね。
この一線を越えてしまいそうなアナタ、気をつけてくださいね。

機材廃人はハードウェア機材に並々ならぬ執着を持ちながら、
真っ当な音楽活動をする事を放棄してしまったゾンビです。
音楽よりもツマミを愛すると豪語してみたり、
訊かれもしないのに「ぼくの考えた最強のグルボ」論を延々と投稿したりする面倒な輩。
当人達は生者に対して「フィジカルっていいよ~」とか「ハードは飽きても売れるよ」とか
甘言を持って黄泉の国へと引き摺り込む腹づもりなのです。
ああ恐ろしい!
成り上がってクラスチェンジするとコレクター/ブローカーとなり、
広い機材部屋や買い付け用のクルマを持つなど投資額は他垢とケタ違いになるけど、
所有さえしてれば満足するので制作以前にスピーカーを持ってなかったりします。

・クラスチェンジ例
聖属性魔法「友達の曲」が50%の確率で有効。
ヒットすると機材を売り払って真っ当に曲を作るように。
スキル「舞台度胸」でマシンライブプレイヤーに
スキル「脳内波形」と魔法の呪文「これは浪費じゃなくて投資!」でコレクターへ
更に「人脈」を得た後にパラメータ異常「金欠」にかかるとブローカーへ
スキル「ブログ」であらゆるゾンビを召喚出来るゾンビマスターに。

○ビルダー

機材廃人のもう一つの成り上がり方。
楽曲制作より電子工作の方に楽しみを見出してしまった外道で、
音楽を作る→音そのものを作る→音を作る機材を作る、といったプロセスで重症化。
ツマミを回すよりネジを回す方に悦楽を見出してしまい悪魔に魂を売った者達です。
コレクタースキルを得て成り上がるとブローカーとなり「アンデッドの王」として君臨。
嫁さんに対しては副業と言い張り小遣い稼ぎに精を出すようになるけど全然儲かりません。

・クラスチェンジ例
スキル「商才」でショップやガレージメーカーへ
スキル「女たらし」でヒモへ
イベント「5ちゃんで叩かれる」があるとハクがついて顧客が増える

○MIDI文化の亡霊


ここで言うMIDI文化とは、
90年代前半インターネット黎明期に活動をしていたDAW以前のDTMユーザーが支えた文化で、
シーケンスデータとしてのMIDIファイルを制作して交流をしていたそうです。
平たく言うと僕らの大先輩な訳ですけど、
JASRACによって信託曲も非信託曲も一緒くたに摘発~法外な額の使用料を請求され、
サイトの閉鎖からDTMブームそのものを潰された経緯があるんだって。
真偽はわからないけど興味ある人は「JASRAC MIDI」てググってね。

そんなふうに自分達の楽園を焼き尽くされた恨みはまさに死んでも死にきれないようで、
現在でも呪いの文句を唱えながらSC-88Proを押入れで寝かせているようです。
まぁJASRACムカつくから敵の敵は味方理論で肩を持ちたくはなるけど、
現在でもGM音源だとかXG音源だとかで議論しているのはどうかと思います。
そのハチプロこそが呪いのアイテムだって事に気がついて下さいよセンパーイ。

・エンカウント対策
アイテム「サンレコ最新号」で40%の確率で蘇生、或いは刺激が強すぎて成仏。
魔法の呪文「ハイレゾ」でピュアオーディオオタクにジョブチェンジ。

○なんとか情報局

これも音楽に限らないけどTwitterで情報局と名乗る個人アカウントにロクなのが居ません。
ただどういう訳かDTM関連の自称情報局はタチの悪いのが多く、
頭にアルミホイルを巻いてそうなのがワラワラと湧いてくるんだそうです昔っから。

最近観測したモジュラーシンセ関連のそれは薄気味悪さトップクラス。
身内で話題になったのでフォロワーのチェックと過去の投稿を片っ端から読みました。辛かったw
情報局を名乗りながら自ら発する情報は皆無、
中身の無い投稿連発で検索のノイズになって迷惑してる人が多かったですね。

・エンカウント対策

自己顕示欲云々じゃ済まないレベルだが基本的に無害。
とはいえ何処でどうキレるか常人には予測不可能なので逃げるが勝ち。

○まとめ

通常の音楽垢、いわゆる生楽器を扱う人達は観測範囲外なので省きましたが、
それらと比べても電子音楽垢の残念具合は抜きん出ていると思います。
なんでこんなにポンコツしか居ないのか不思議に思う事が多々ありますが、
だからこそ面白いのも重々わかります。
定義はさておきマトモなメンタルの人が作る音楽なんて退屈で聴いてらんないっすよね。
みんな健全に病んで仲良く殴り合いましょう!

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