ナマケモノでも飽きないDTM環境選び2

それじゃ具体的にどんなソフトがあって自分に合ったのはどれ?って事で、
今回は今までボクが試したDAWを中心に第一印象を比較していきます。

使う人のキャラやイメージに各ソフトを当てはめるとこんなかんじ。

・DJ→AbletonLive、FL STUDIO
・ヒップホップ→Maschine、MPC
・ミュージシャン→Logic
・メカおたく→REASON
・エンジニア→ProTools、StudioOne
・理系、スペック至上主義→CUBASE
・女子力重視→Logic

乱暴だけどあながち間違ってはいないんじゃないでしょうかね。

あと注意して欲しいのは、各メーカーサイトや楽器屋さんで
「これ一つで音楽制作の全てが出来る」的な事をどこでも謳っていますが、
初心者にとってはだいたいウソだと思って下さい。
各々に得意分野と不得意な分野があり個性もまちまち。
でなきゃこんな種類が乱立したりしません。

・AbletonLive
https://www.ableton.com/ja/live/
クラブ系DTMではシェアNo.1。ライブもDJもこなせるよ。
最大の特徴である「セッションビュー」は曲の構成を組み立てるのに便利。
値段が若干高い(中間グレードでも4~5万。これだと音源がプア)ので、
初期投資に結構かかります。

・Logic Pro X
https://www.apple.com/jp/logic-pro/
Macならまずお勧めします。楽器経験者に嬉しい機能いっぱい。
それなりの音源とエフェクトが付いて19000円。コスパ最強。
9以前よりもUIが分かりやすくなった(ガレバンそっくり)。
MIDI機能が充実してるのでソフトシンセを多用する人にもいいです。
弱点はオーディオ編集。あと音もなんだか弱い。

・ProTools
http://www.avid.com/JP/products/Pro-Tools-Software
6~7万円くらい。
レコーディング業界標準なのでミックスダウン/マスタリング用途に買い足す人が多いです。
操作自体は親切じゃないけど難しくはない。
付属プラグインのクオリティが超高い。CUBASEに比べて暖かみのある音。
弱点は動作の重さ。それなりのスペックのPCじゃないと動かないです。
ドングルうぜぇ。

・CUBASE
http://japan.steinberg.net/jp/products/cubase/start.html
5万円くらい(最上グレード)。
大げさではなく「これ一本で音楽制作の全て」ができます。
MIDIもオーディオも得意で多機能&高音質だけど難しい。
ワークフローは理系寄りというか、直感で操作しづらいので使う人選びます。
ProToolsほどじゃないけどやや重い。これもドングルうぜぇ。

・StudioOne
http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/
3〜4万円(最上グレード)。
ただいまメインで使ってます。この中で一番軽い。MBAでも余裕。
オーディオ編集に強くてCUBASEに匹敵する音質。
ミックスダウンとマスタリングがメチャクチャやりやすい。
MIDI編集が弱いのと、UIがヤボったいのが残念。

・Maschine
http://www.native-instruments.com/jp/products/maschine/production-systems/maschine/
5〜6万円(中間グレード)。
DAWというより万能サンプラー。NI社のソフトシンセとの相性が抜群。
1,2小節のループ素材を作るまでなら最速。
これで一曲作るにはヒップホップ的「気合と根性」が必須。

・Reason
http://www.propellerheads.jp/products/reason/reason8/
25000(Ver,7)〜40000円(Ver.8)
本物のハード機材に見立てたラック型のUIが最大の特徴。
万能ソフトシンセ「Thor」が強力。メカおたくならヨダレ止まりません。
ソフト自体は安いけど、プラグインが独自規格でけっこう高い。
マニアックでヘソ曲がりな方には良い選択肢です!

・FL STUDIO
https://hookup.co.jp/products/imagelinesoftware/fl11.html
3万円くらい。
これは使ったことないけどWindows派でクラブ系限定でならかなり評価高いです。
初心者から一流トラックメイカーまで愛用してる人も多いですね。
トランス作る人はみんなコレ使ってた印象があります。

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