Diggin’ in the LOOPS_2
さてさて音ネタを大量に集めたのは良いけど、このまんまじゃ使い勝手が悪くて仕方ない。
ファイルごとに整理整頓して自分が使い易いアーカイブを作ってあげましょう。
以下は自分のケースを紹介します。
MacBook本体と外付けHDDがあるので、
ダウンロードしたファイルは外付けHDDの中に貯めこんでおきます。
ここでは落としたフォルダ構成もファイル名にも手を付けず、
あくまでもそのまんまの形で保存しておきます。
二軍のHDDから一軍のMac側フォルダにコピーする際に色々と分類やリネームしていきます。
またこの手のサンプル音源のファイル名はジャンルだったり楽器名だったりしますが、
ベースや上モノなどの楽器にはだいたい「BPM」と「キー」が名前に入ってます。
例えば「DJP_130_C_303Bass_1.wav」なら
「DJピエールさんの作ったTB303ベースでBPM130、キーはC」とか、
「MJ_125_HOUSE_808_2.wav」なら
「マーシャル・ジェファーソンがTR-808で作ったドラムループでBPM125」とか。
ファイル名にキーやBPM情報が無かったら前回紹介したソフトなどで解析して
名前に書き足しておくといいです。面倒だけど。
で、次にパソコン本体に音ネタフォルダを用意します。
あんまり階層が深くても使いづらいし、ギチギチに分類できるものでもないので、
ざっくり構成していけば良いかと思います。
・親フォルダ
「ドラム」「ベース」「シンセ」「ギター」「ボーカル」「効果音」など大まかな分類
・子フォルダ
「シンセベース」「弦ベース」「リード」「パッド」など細かい楽器分類
・孫フォルダ
「C」「D」「E」などキーの種類フォルダと「キー不明」フォルダ。
ドラムと効果音はジャンルなど任意で。
フォルダが用意出来たら片っ端から試聴してコピーしていくんですが、
ここで役に立つのがサンプル音源の管理ソフトMUTANT。
http://sonicwire.com/mutant
使い込めばこのソフトの中だけでファイル移動が出来ますが、
マニュアル読むのも面倒なんでFinder(Windowsならエクスプローラー)と
併用して振り分けしてみました。
・・・と、
一日がかりで6GB分の仕分けしてみましたが、
ここまで分ければ使い勝手の良いアーカイブになる筈です。
どうしても手作業で分けなければいけないんでエラい面倒な作業ですが、
レコ屋に通い詰めてネタ掘りに勤しんでた先人達の苦労に比べれば気楽なもんですよ。