モジュラーシンセはじめました【組立編】
さていよいよ組立作業。
電子工作や電気の知識は(とりあえずは)要らないし、プラモデルやミニ四駆あたりの組立経験があれば大丈夫。
ただ一度組んじゃえばオッケーって訳でもなく、
モジュールの入れ替えやら何やらで納得行くまで何度もバラしたりするかと思います。
もっとも、そういう行為が好きな人じゃないとモジュラーシンセなんて手を出さないとは思うけど。
◯工具
・ドライバー
プラスの1番があれば大丈夫ですが、細いマイナスも用意しておくといいです。
ケースがPittsburghのCellシリーズなら、サイドウッド取り付けの為にラチェットドライバーがあると便利。
・パーツケース
ネジやらナニやら細かい部品が多いので仕分けできるパーツケースを買っておくと色々捗ります。
面倒臭いって人は100円ショップで製氷皿を用意しときましょう。
・ラジオペンチ、ピンセット、つまようじ
よほど器用な人で無い限り持ってると救われます。
・ネジとナット
ケースにもモジュールにもネジは付属されているんですがメーカーによってネジの規格が合わない事があります。
pittsburghの場合だと市販のネジを入れたらナメちゃったりして苦労しました。
そこで自分のとった策は、レールに入れるナットも一緒に国産の市販品に変えてしまう方法。
ホームセンターや電子工作系のショップ、東急ハンズなどで扱っている
M2.6 x 6mm
というナベ頭のビスと同じM2.6のナットが使えます。
組みバラしを繰り返す事を考えると早い段階で取り替えてしまった方がラクです。
◯Pittsburgh Cell90を例にした組み立て方
・サイドウッドを左側(電源ユニットのある方)から付けます。
この時ネジをナメ易いので、出来れば新しく用意するといいです(M3x8くらいのタッピングビス)。
また普通のドライバーでは非常に回しづらいので、ラチェットドライバーを使いましょう。
・モジュールの数に合わせたナットを入れていきます。
ケースを立てて上からナットを入れるとスンナリ入ってくれますよ。
・ナットが全部入ったら右側のサイドウッドを取り付けます。
・コネクターの向きを間違えるとモジュールおシャカになるので要注意。
写真のように赤い線のある側を合わせるのが正解です。
・モジュールのネジ穴の位置に合わせてナットを移動し、ビスで止めます。
ナットの移動にはマイナスドライバーか爪楊枝がベスト。
・一番最後のモジュールを付ける際は、ナットの位置を出来るだけ正確に合わせておいて、
モジュールを被せた後に爪楊枝で微調整をすると良いです。
さぁ完成です!
・MIDItoCVコンバーター
Doepfer A-190-3
定番アイテム。USB挿せるのでDAWからでも鳴らせます。
・マルチプル
Pittsburgh Modular Multiple
何かと便利なので一つ入れてみました。
・LFO
BlueLanternModules Simple VCLFO
LFOは然程こだわらずシンプルな物を選びました。
・ノイズジェネレーター
BlueLanternModules 4HP Noise Genelator
ノイズが欲しくて買ったけど他にも便利機能あるみたい。
・VCO
BlueLanternModules Transistor Pyramid Core VCO
このデカいツマミかっこいい!ってだけで買いました。
・VCF
BlueLanternModules Big Twerp VCF
直訳すると「ビックばか」。名前で選びました。
・VCA
BlueLanternModules Stereoscopic Duo VCA
2ch出力出来るのでべんり。
・エンベロープジェネレーター
BlueLanternModules Simple Digital ADSR
オシレーター用とフィルター用に一つずつ。
・ミキサー
Malekko Heavy Industry MIX4
余った3HP分のスペースにピッタリハマる!って理由で即買い。
ミキサーもあると便利です。
次回はいよいよパッチング編ですが、これから勉強するので今しばらくお待ちください。
とりあえずショップの店員さんにパッチングして貰った仕様で音出してみました。
フィルターがピーキーで物凄いクセがあります。
クルマに例えるならレーシングカーで路地を走るような気分。
でもハマれば唯我独尊の音色。マジやべぇっス。