OCTATRACK Tips10「シーン設定のネタ帳」

OCTAの個性的なアイデンティティであるクロスフェーダー。
DJミキサーのようにトラック間のクロスフェードをさせる事も出来ますが、
大抵の人はトリッキーなエフェクト操作に充てていますね。
DATALINE先生の動画は観ていてナニをしているのかサッパリわかりませんがw

各トラックにどんなエフェクトをアサインしているか、
トラック8をマスターにしているか否かで設定の仕方も色々変わってきますが、
この飛び道具の使い道をアレコレ考えるのは楽しい作業ですよね。

◯エフェクト設定

自分の場合は割とオーソドックスに、
全トラックのEffect1にフィルター、effect2にはディレイもしくはダークリバーブ、
というのを基本セッティングにしています。

ちなみにトラックの振り分けは、

・キック専用トラック
・キック抜きのドラムループ
・ベース
・リードその他上モノ
・声ネタ
・外部入力(シンセ)

だいたいこんな分け方をしています。

◯個別トラックへのアサイン

※今回撮った動画はiPhoneで撮影してます。音質が悪いのはご容赦下さい。
またWordPressのバグにより動画埋め込みができていません。
リンク先を参照して下さい。

・キックにダークリバーブ

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キック専用のトラックを設けている場合に有効。
TIMEを0→60、MIXを0→127にします。

これでドン!ドン!がドォァン!ドォァン!に変わります。

【動画】DarkRev

このダークリバーブ、キック以外ではシンセベースも相性いいですね。
TIME(プリディレイ)の値によって印象が様変わりするのがキモです。

・リトリガでドラムロール
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PlaybackページののRTRGを0→4、RTIMを8→1/2にします(とりあえず)。

【動画】RTRG

RTIMの数値とクロスフェーダーの動かし方によって綺麗なロールになったり、
壊れたディレイのようなリズムになったりします。お好みで微調整して下さい。

 

・アシッドベースにフィルター

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アシッドベースのサンプルにフィルターかけてビキビキ言わせるのは定番中の定番ですが、
残念ながらTB-303本物のフィルター効果は得られません。
ここは全く違う物として割り切りましょう。

【動画】AcidFilt

フィルターセットアップページ(ダブルクリック)で下段右のDISTをチョット上げてやると、
いい感じに汚れた発振をします。

◯マスタートラックへのアサイン

・フィルター
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マスターでもサンプルトラックでも、
概ねQを0→127、WIDHを127→80ぐらいに設定しています。

【動画】MasterFilt

高音域が発振するかしないかってラインを狙っています。
他の値は状況に応じて微調整。

・DJイコライザー
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ハウスDJのアレ、「ローカット/ハイブースト」を再現するならコチラ。

【動画】DJEQ

周波数を微調整した上でLOWを最小、HIを最大にします。
フェーダーを動かすコツを覚えれば割と簡単に再現できますよ。

・コンプレッサー
シーンではないけれど、
各トラックの音量差が大きい場合はマスターにコンプをかけて慣らします。
volcaを繋ぐ時にはよく使っています。

◯複数トラックへのアサイン

・全トラックのフィルター操作
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ふと気が付いたんですが全てのトラックにフィルターをアサインしているなら、
一つのシーンで全トラックのフィルターを操作するようにすれば、
トラック8をマスターにする必要は無いんですよね!

・全トラックのピッチを最大or最小
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Flex/Staticマシンで有効。

【動画】PITCH

Playbackページの上段左PTCHを全てのトラックで最大or大小にすると、
ナカナカ気持ち悪い効果が得られます。

・全トラックのRATEをゼロorマイナス64に
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上とはまた違った効果が得られます。

【動画】RATE

これらはELEKTRON純正のサウンドパックに収録されていたテク。

◯複数エフェクトのアサイン

・フィルター+ディレイ
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フィルターはQを0→127、WIDHを127→80
ディレイはSENDを0→127、FBも0→127にします。

【動画】FilterDelay

フィルターで特定の音域を強調し、それに対してディレイをかける方法です。
またFeebBackを最大にする事でディレイ音を飽和させ原音を壊す役割を持たせてます。
シンセリードなどアタック感の強い上モノに超効きます。

・Lo-Fi全がけ&ピッチ最小
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Playbackページの上段左PTCHを0→マイナス12に、
Lo-Fiコレクションの全パラメータを0→127に。

【動画】Lofi
【動画】Lofi2

原音をノイズに変えちゃう汚し系エフェクト。
ボーカルなど人の声にかけると「壊れた無線機の音」が出ます。
ドラムループも相性がいいです。

他にもRATEとディレイを組み合わせたり、
コーラスとディレイを組み合わせたりする例を見ます。
各トラックにどんな音をアサインするか決めてしまえば色んな組み合わせが出来ますね。

◯まとめ

自分の用途で使ってみて有効だったテクニックを紹介しました。
ジャンルや用途は色々あるけど、
他の人達がどういう設定をしているかも凄く気になります。
更にネタを集められたらまた紹介していきます。

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