OCTATRACK Tips3 「専用エディタOCTAEDIT」
ELEKTRONのAnalogシリーズには純正のエディタソフトが付くようになったというのに、
OCTATRACKには対応予定すらないようで寂しい重いをしているタコ野郎の皆様こんにちは。
だがしかし!
サードパーティ製のエディタソフトが開発されているんですよ実は!
その名もOCTAEDIT。
http://octaedit.com/
USB DISK MODEでつなげたPCからCFカード内の情報を書き換える方式なようで、
プロジェクト管理からサウンドプールの編集まで一通り出来るようです。
が、実はまだベータ版。完全に英語サイトだしボクが勢い余って購入した時点では
Ver.も0.3と頼りない頃で、Mac上の仮想Windowsではバグだらけで使い物にならなかったんですよ。
$99ドブに捨てたかな~、と思っていたら先日「Ver.0.5できたよー」というメール。
今度はちゃんとWindowsマシンを引っ張りだして再挑戦。
◯使い方
USB DISK MODEで繋いだOCTAのSETか、
PCに保存したSETフォルダをOCTAEDITの項目「Open Set」から開きます。
そして読み込んだSETを色々編集した後にOCTA本体に流し込む、と。
まだベータ版という事で全ての機能が安定している訳では無いらしいのですが、
サンプルの管理が出来るだけでもホント有難い。
※Macで使うときの注意点
BootCampなどMac上の仮想Windows上でもソフトの起動が出来ると謳っています。
自分の環境はVirtualBox > Windows7 > OCTAEDITと起動していますが、
USB DISK MODEのOCTATRACKを認識したりしなかったりと不安定です。
またデスクトップ上にCFカードの内容をコピーした物でもエラーが出ました。
Macユーザーの方は慎重に。
◯Modulesの種類
このソフトは機能別に「Module」といわれるウインドウを開いて編集するようで、
Ver.UPと共にModuleを増やしていくとの事。
Ver0.5現在では以下の物が確認できます。
マニュアルを読んでいれば何となく想像つきますね。
プロジェクトの設定と、ミキサー、MIDIセッティング、MIDIチャンネル設定などが出来るようです。
・Sequencer
左上の枠「Audio」から1〜8までのオーディオトラックを選択し、それぞれの設定を予め記録する事ができます。
・Samples
これはFlexとStaticのスロット内容ですね。下のオーディオプールと合わせて使うと便利。
・Audio Pool
こちらはオーディオプール。ファイル名をダブルクリックすると試聴出来るのが地味に有難い。
・Chainer
Chainという事はパターンチェインの事でしょうか?ごめんなさい未確認です。
・Arp Designer
本体じゃ操作の面倒なArpDesignerもこの通り。
・LFO Desigher
LFOもこれならガッツリ作り込めそう。
・Manager
別のSETやPROJECTに項目をコピー&ペースト出来るっぽいです。
・Libraly
これはどんな用途でしょう?チト見当つきません。
・ClipBoard
・Analytics
コイツも使い道がわからないw
・Options
これはこのソフトの環境設定ですね。
まだまだOCTATRACK本体の使い込みが足りず突っ込んだ紹介を出来ないのですが、
オーディオプールとサンプルスロットをPCで管理できるだけでも買い。
いろいろクセはあるし不具合も多いけど、
コイツのお陰でサンプル管理が超ラクになります。
UIに少々クセはありますが、パソコンの大きな画面でセットからプロジェクト、
オーディオプールの中身の各サンプルなどなどほぼ全ての項目を管理できます。